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古代相模国の国府と国分寺

相模川沿いに点在する遺構の数々

神奈川県央部の海老名駅は、小田急線、相鉄線、JR相模線の3路線が乗り入れるターミナル駅。その海老名駅の東側の台地にあるのが「史跡相模国分寺跡」です。全国に国分寺がつくられるようになったのは8世紀のこと。聖武天皇の勅願で五穀豊穣・国家鎮護のため全国に国分寺と国分寺尼寺が建立されました。 現在の海老名市国分に建てられた相模国分寺は、西に大山・丹沢山地を臨む相模川沿いの台地に位置します。3万平方メートルもの広大な敷地に、金堂と高さ60メートルを超える七重塔が東西に配置されていたとか。平成4(1992)年、海老名駅前の広場には復元された七重塔が建てられ市のシンボルとなっています。実際の1/3サイズにもかかわらず、往時の威容を感じることができます。

史跡相模国分寺跡
史跡相模国分寺跡

史跡相模国分寺跡は海老名駅の東側700mほどのところにあり、歴史公園として整備・公開されている。一部、伽藍の基壇や平面形が復元され、当時の様子が体感できる。

相模国分尼寺跡
相模国分尼寺跡

相模国分尼寺跡は国分寺跡の北約500mのところ、小田急線沿いにある。住宅地の中にあるが、現在は往時を偲ばせるよう保存にも努めている。

海老名市温故館
海老名市温故館

海老名市温故館では国分寺の模型や郷土の歴史資料も。

七重の塔
七重の塔

海老名駅東口には、平成4(1992)年に市のシンボルとして七重塔が建てられた。実際の1/3のサイズだが大きく感じる。

大ケヤキ
大ケヤキ

現在の国分寺参道入口にある「海老名の大ケヤキ」。樹齢は推定約570年で、かつてこの辺りが入り江で漁師が船の係留用に使っていたという伝承も。

有鹿神社
有鹿神社

相模でも最古級の有鹿神社は相模川に臨む位置に鎮座する海老名の総鎮守。「神奈川のへそ 子育て厄除け大社」や縄文時代からのご神体「有鹿の泉」も。

浜田歴史公園
浜田歴史公園

中世の武士居館跡の浜田歴史公園。

千代寺院跡
千代寺院跡

千代寺院跡(千代廃寺)は、奈良・平安時代の寺院の跡。法隆寺式の伽藍配置を持ち、地方行政の中心を担う重要な施設であったとされる。

秋葉山古墳群
秋葉山古墳群

海老名市北東に連なる秋葉山古墳群では前方後円墳や前方後方墳、方墳などが計6基確認されている。約1700年前、弥生時代から古墳時代につくられたとされ、当時の南関東の様子を知る貴重な遺跡として平成17(2005)年に国史跡に指定された。緑豊かな一帯は自然と歴史を同時に楽しめる良好な散歩道。

瓢箪塚古墳
瓢箪塚古墳

瓢箪塚古墳は秋葉山古墳群よりも後の時代につくられたとみられる、全長約70mの前方後円墳。古墳の頂部に登れば周囲が見渡せ、眺めのよさを満喫できる。市街地の先に大山を中心とする山並みも望める。海老名駅から徒歩でも行ける距離で、国分寺跡とともに立ち寄ることも可能。

寒川神社
寒川神社

寒川神社は相模国一之宮で寒川比古命と寒川比女命の二柱を祀る。関八州の裏鬼門に位置し八方除の守護神として信仰されている最近では八方除にちなみ八角形をした八福餅が人気(写真提供:寒川神社)

川勾神社
川勾神社

川勾神社は二宮大明神とも称し、大和朝廷時代に垂仁天皇の勅命により創建されたという。天皇や鎌倉源氏一門から厚く崇敬された(写真提供:川勾神社)

六所神社
六所神社

相模国総社六所神社(大磯町)は国府のお膝元として総社の格を有し、国府祭の一連の神事はこの神領地で行われる。後に源頼朝、北条氏、徳川家康と有力武士の篤い信仰を集めた。櫛稲田姫命を祀る。

前鳥神社
前鳥神社

前鳥神社(平塚市)は相模国四之宮。修学・学問の神である菟道稚郎子命を祀っていることから多くの学生や受験生が願掛けに訪れる。

相州達磨
相州達磨

明治時代に八王子から伝わった多摩だるまが平塚で独自の発展を遂げたのが相州達磨。顔が白く金箔や細かい描写を施すのが特徴で、全国的にも珍しい毛が付いた達磨も。「かながわの名産100選」の一つ。

茅ヶ崎文化資料館
茅ヶ崎文化資料館

湘南の海に近い閑静な住宅街に建つ資料館。茅ヶ崎の考古や民俗、自然を紹介する。新資料館をつくる計画も。

四之宮の渡し
四之宮の渡し

江戸時代、幕府が相模川への架橋を禁じたため四之宮(平塚市)の農民は耕地を行き来するため渡し船を利用した。家康も中原御殿との往復に使い、伊勢参りなどの東海道の旅人も迂回路として使ったという。相模川河畔に説明板が立っている。

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