ロゴ

横浜はじめ物語

近代都市へと変貌する横浜発祥のいろいろ

文明開化の波を受け、西洋から洗練された文化や技術が伝来した港町横浜には、数多くの「発祥の地」があります。駆け足で紹介していきましょう。
日本初のパン店は横浜。内海兵吉が仏軍のコックから教わりパンを焼き始めたのは開港の翌年の万延元(1860)年のことでした。文久2(1862)年には最初のレストランができ、2年後にはカフェも開店。氷を輸入してアイスクリーム店も慶応元(1865年)年に開業しました。同じく明治2(1869)年には、山手居留地にビール醸造所がつくられ国産初のビールが誕生します。
日本初の病院や西洋式床屋、日刊新聞の発行、石鹸の製造も横浜発祥。中区を中心に各所にモニュメントや案内板があるので街歩きしながら探してみては?

馬車道のガス灯
馬車道のガス灯

設置当時の日本初の型をモデルとして復元された馬車道のガス灯。壁面レリーフに描かれているのは明治末期の馬車道。

牛馬飲水槽
牛馬飲水槽

馬車道の牛馬飲水槽。当時、交通の主力だった牛馬の飲水槽で磯子区八幡橋際にあったもの。他にもいくつか設置され数千頭の喉の乾きを癒した。

ブラントン像
ブラントン像

横浜公園にあるブラントン像。慶応4(1868)年に26歳で来日。8年間の滞在中、26の灯台と5カ所の灯竿、2艘の灯船などをつくる。ちなみにブラントンも日本初のお雇い外国人。

日本大通り
日本大通り

大桟橋から横浜公園に向かって延びる日本大通り。日本初の西洋式街路として明治3(1870)年に完成。現在はテラス席を備えたお洒落なカフェが立ち並び、各種ロケ地としても人気。

山手公園(日本初テニスコート)
山手公園(日本初テニスコート)

1870年に、横浜居留外国人の手によってつくられた、国内初の洋式公園。日本で初めてテニスがプレーされたテニス発祥の地としても有名。

レンガづくりの下水管
レンガづくりの下水管

平成13(2001)年に日本大通りで発見された明治10年代に設営されたレンガづくりの下水管。一定の流速を保つために卵形となっている。

日本最古のガス管
日本最古のガス管

横浜都市発展記念館入口に展示されている国内最古のガス管。高島嘉右衛門がつくった横浜瓦斯会社跡地にある小学校の校庭から出土したもの。

山下公園
山下公園

関東大震災の復興事業の一つとして、がれきなどで海を埋め立ててつくられた山下公園。昭和5(1930)年に完成した日本初の臨海公園。

近代のパン発祥の地
近代のパン発祥の地

日本のパンづくりの祖、内海兵吉がつくった富田屋があった日本大通5の、大さん橋入口交差点付近に設置された「近代のパン発祥の地」碑。

ヨコハマ・ホテル跡地
ヨコハマ・ホテル跡地

万延元(1860)年にオランダ人が開いた日本初(諸説あり)のホテル、ヨコハマ・ホテル跡地。フランス人シェフがいたレストランがあり、洋酒・洋菓子販売の発祥の地とも。

牛鍋
牛鍋

日本初の牛鍋屋は文久2(1862)年に開店した、現在の中区にあった伊勢熊屋という。

アイスクリーム発祥の碑
アイスクリーム発祥の碑

氷を輸入してアイスクリーム店も慶応元(1865)年に開業した。

神奈川県庁
神奈川県庁

周辺にたくさんの発祥の地がある神奈川県庁本庁舎。昭和3(1928)年に建てられた4代目で、近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト様式を基本にアールデコと日本式を融合させた建物。屋上からは横浜港が一望できる。

神奈川県庁
横浜情報文化センター
横浜情報文化センター

日本新聞博物館や放送ライブラリーを中心とした多目的ホールも備えた複合施設。元横浜商工奨励館で旧館は横浜市の歴史的建造物に認定。1階や2階にはカフェやレストランが入り、ノスタルジックな雰囲気の中でくつろげる。

消防救急発祥之地
消防救急発祥之地

「旧居留地消防隊地下貯水槽」の遺構横に立つ「消防救急発祥之地」の碑。明治4(1871)年から同32(1899)年まで居留地消防隊があった。日本初の消防車や救急車が配置された。

西洋理髪発祥之地
西洋理髪発祥之地

「ZANGIRI」とタイトルされた「西洋理髪発祥之地」を記す石像。当時、「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」と囃されたが、斬新な散切り頭に負けず劣らずユニークな像。

シドモア桜
シドモア桜

明治時代に日本からワシントンのポトマック河畔に贈られた3000本の「日米友好の桜」。この実現に力を尽くした米国人女性がエリザ・ルアマー・シドモア。彼女が眠る横浜山手外国人墓地に近い、元町の堀川河畔にはワシントンから里帰りした桜が。

クリーニング業発祥の地
クリーニング業発祥の地

横浜開港後、本格的な西洋式洗濯の需要が高まり、多くの業者が開業。現在のクリーニング業に発展した。記念碑が立つフランス山谷戸坂は水のよく出る場所で、近辺で日本のクリーニング業の祖の一人、脇澤金次郎が店を営んでいた。

定番洋食発祥
定番洋食発祥

西洋文化をいち早く取り入れた横浜には、食パンやアイスクリーム、ビールのほかにも様々な発祥グルメが存在する。
たとえば、洋食の定番であるナポリタンは、「ホテルニューグランド」の総料理長が考案したもの。進駐軍の兵士たちがパスタにケチャップをかけて食べる様子にヒントを得て発案された。 シーフードドリアも同ホテルが発祥。

キリン公園(麒麟麦酒開源記念碑)
キリン公園(麒麟麦酒開源記念碑)
キリン公園(麒麟麦酒開源記念碑)

国産初のビールで、山手のキリン公園には記念碑が立つ。隣接する北方小学校の校庭はかつて水をたたえた池だった。醸造のための水を汲んだ「ビール井戸」が残る。

根岸競馬場
根岸競馬場

山手の麓、いまの元町界隈で初めて競馬が行われた。外国人によって万延元(1860)年に開かれたが、慶応2(1866)年に、根岸に近代競馬場が完成。入場が許されたのは将校やクラブ会員などの特権階級だったという。

宗興寺
宗興寺

曹洞宗宗興寺は、アメリカ人宣教師で医者であったヘボン博士がここに施療所を開いたことで知られています。

原鉄道模型博物館
原鉄道模型博物館

鉄道模型製作収集家・原信太郎氏の貴重なコレクション、鉄道模型を約1000両展示。

元町ショッピングストリート
元町ショッピングストリート

横浜発のトラッドファッション「ハマトラ」発祥の元町ショッピングストリート。その歴史は開港の頃、居留地の外国人相手の店が集まったことに始まる。洋服や帽子、西洋家具やパン、花などを売る店が並び、エキゾチックな商店街となった。「ウチキパン」もこの一角。2月と9月に大きなセールが。

コラム
京浜工業地帯

川崎、横浜沿岸を埋め立ててつくられた工業団地。

走水神社

川崎市が平成20年にモニターツアーを実施してから全国的に人気が出た工場夜景見学。現在は船やバスから眺めるものなど各種ツアーが催行されている。

走水神社

工業地帯を走るJR鶴見線は大正15(1926)年開業。浅野駅や安善駅(安田善次郎から)、扇町駅(浅野家の家紋にちなむ)など浅野ゆかりの駅名も。


ビール横浜工場

キリンビール横浜工場では無料の工場見学ツアーを実施。ネットから申し込むのがいい(電話もOK)。ビールとおいしい食事がいただけるレストランも。

おすすめコースをチェック
← TOPページへ戻る