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文人や政治家、外国人が愛した湘南

保養地・別荘地として発展した鎌倉・大磯・箱根

県南中央部、相模湾に臨む大磯町は、年間を通じて過ごしやすい気候とともに美しい砂浜を有したことから、明治18(1885)年、陸軍軍医総監を務めた松本順が日本初の「海水浴場」を開設。以後、大磯は政財界の人々がこぞって別荘を建てる人気保養地となりました。
初代内閣総理大臣・伊藤博文も大磯を深く愛した1人。伊藤以外にも山県有朋や大隈重信、西園寺公望、寺内正毅、原敬、加藤高明、吉田茂といった合計8人もの首相経験者が居を構えました。明治・大正・昭和にわたり、大磯は政界の奥座敷ともいうべき様相で、政財界の要人がこぞって別荘を建て続けました。三井財閥の別荘跡地を整備した神奈川県立大磯城山公園からは、太平洋に臨む広大な景観が楽しめます。

旧華頂宮邸
旧華頂宮邸

旧華頂宮邸は昭和4(1929)年に華頂博信侯爵邸として建てられた。鎌倉日本遺産の構成文化財の一つで「日本の歴史公園100選」にも選定。

古我邸
古我邸

東京丸の内にあった旧三菱銀行本店や丸の内ビルディング旧館などの設計を行った桜井小太郎が15年の歳月を費やして大正5(1916)年に完成させた洋館。 現在は、レストラン、結婚式、カフェとして利用されています。

檑亭
檑亭

檑亭は鎌倉の別荘地、鎌倉山が開発された当時の歴史をいまに伝える貴重な場所。昭和44(1969)年 から和風レストランとして営業(写真提供:檑亭)

吉屋信子記念館
吉屋信子記念館

作家吉屋信子の元住居が鎌倉市に寄贈され記念館となった吉屋信子記念館。現在は市民の学習施設として多くの人々に利用されている。

葉山しおさい博物館
葉山しおさい博物館

葉山御用邸付属邸跡地にできたしおさい公園内に建つ博物館。入口はお車寄せを移築したもの。葉山周辺の海に生息する魚類や貝類などに関する展示のほか昭和天皇のコレクションも展示。

旧里見弴邸
旧里見弴邸

大正15(1926)年に作家里見弴が自ら設計に関わり暮らした家。建築家ライトの意匠を取り入れた、印象的な外観を持つ建物。非公開だが、イベント企画や貸しスペースとして利用されている。

こゆるぎの浜
こゆるぎの浜

大磯には趣の異なる三つの海岸(北浜海岸、照ヶ崎海岸、こゆるぎの浜)が。写真のこゆるぎ浜は万葉集や古今和歌集などでも詠まれた海岸。政財界の重鎮たちが居を構えたエリアにある。

大磯市
大磯市

毎月第3日曜日に大磯港で開かれる県下最大級の朝市。クラフトやフードなど190店舗ほどが出店。夏場は夜市に。同時に大磯港魚市場ではさかなの朝市(7月は第2日曜日)も開催。獲れたての新鮮な魚が並ぶ。大磯港までは大磯駅から徒歩約15分。

旧吉田茂邸
旧吉田茂邸

吉田茂が暮らした邸宅を復元した旧吉田茂邸。昭和22(1947)年頃に建てられた応接間棟と、昭和30年代に吉田五十八が設計した新館をメインに再建。

神奈川県大磯城山公園
神奈川県大磯城山公園

かつては三井財閥本家の別荘地であった神奈川県立大磯城山公園。展望台からは絶景が楽しめ、天気がよければ相模湾の向こうに富士山を望むこともできる。

大磯迎賓館
大磯迎賓館

大正元(1912)年、貿易商の別荘として建てられた大磯迎賓館(旧木下家別邸)。国産材が使われた国内最古のツーバイフォー建築。現在はレストラン。

大磯町郷土資料館
大磯町郷土資料館

「湘南の丘陵と海」をテーマに、展示・教育普及などの活動を行う大磯町郷土資料館。考古、歴史、民俗、自然の4分野を中心に調査研究を進めている。

鴫立庵
鴫立庵

300年以上の歴史を有する、日本三大俳諧道場の一つの鴫立庵。80以上もの石造物が安置され、芭蕉句碑や歴代庵主の句碑も見物できる。

県立恩賜箱根公園
県立恩賜箱根公園

箱根離宮の跡地につくられた県立恩賜箱根公園。その中ほどに建つ湖畔展望館はかつての離宮を思わせる外観。展示されている箱根離宮の資料が古きよき時代を物語る。2階のバルコニーからは芦ノ湖やその先の富士が望め、ひととき優雅な気分に浸れる。

富士屋ホテル
富士屋ホテル

「富士屋ホテル」はヘレン・ケラーやチャップリンなど、海外の著名人も多数投宿した箱根のシンボル的な宿。隣接する菊華荘は明治28(1895)年に御用邸として建てられたもので、本館を含めた五つの建築物が登録有形文化財である。

芦ノ湖のわかさぎ
芦ノ湖のわかさぎ

芦ノ湖のわかさぎは大正7(1918)年に霞ヶ浦から種卵を移植したことに始まる。以来、100年近い歴史を持ち、毎年10月1日の刺網漁解禁日には宮内庁にも献上されるほど上質。平成21(2009)年には箱根の町の魚に指定され、地元レストランや食堂の料理として人気。「かながわの名産100選」に選ばれている。

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